絹DE洗える単衣着物

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絹DE洗える単衣着物

絹DE洗える単衣着物
Silk de washable

麻のようなハリがあり、お手頃なのに高級感と品格のある佇まいを感じさせる絹の洗える着物。
洗い方もとっても簡単。お家でシャバシャバと手洗いして干すだけ。
軽く脱水して衣紋掛けにかければ、水の重みでシワも伸びます。
※正しい洗い方は、やまもと工藝で確認してから行ってください。

5月から9月まで、と長く着ていただけるコストパフォーマンスに優れた着物です。
GWから暑くなる昨今、お茶会やお出かけにいかがですか?

絹DE洗える単衣着物
絹DE洗える単衣着物
絹DE洗える単衣着物
絹DE洗える単衣着物
絹DE洗える単衣着物

価格・仕様

単衣長着

価格 ¥240,000(税込 ¥264,000)
素材 正絹100% または
正絹85%・麻/綿15%
オプション ・女性用紋 ¥16,000(税込 ¥17,600)
・居敷当 ¥20,000(税込 ¥22,000)
・男性用紋・居敷当 ¥20,000(税込 ¥22,000)

長襦袢

価格 ¥105,000(税込 ¥115,500)
素材 正絹100%
オプション ・色生地、袖無双、居敷当 ¥16,000(税込 ¥17,600)

思わぬ発想から始まった
布地の誕生

もともとは、
私が普段着る服を作るための生地が欲しいということが、ことの始まりでした。
絹の良さを生かしながら自分でデザインした和の服を作りたいと思ったのです。

普段着ですから、特に夏物は洗えて丈夫で、コストパフォーマンスも良いことを求め、
尚且つ、透けて涼しげであることも大切でした。

しかしながら、これまでに様々な布地を見て扱ってきた私としては、
そのような理想の絹地は無いと言わざるを得ませんでした。
「洗える」と謳っている商品はたくさんありましたが、
化繊や化学加工による撥水作用であることがほとんどでした。

着物の反物でも、それらの商品はありましたが、幅が足らず、
型紙で切り抜ける生地の幅である必要がありました。

実際に製作したオリジナルデザインの服

それらを克服したい動機で開発が始まったわけですが、 「絹の神様」と呼ばれ海外ブランドとの取引もあった「絹十綿(きぬとめん)」の杉浦さんという素晴らしい織技術を持つ服地の生産工場オーナーに相談したところ、開発に奮闘してくれることとなりました。

私は、洗えて、しかも薄物として糸が動かない組織づくりを工場へ提案しました。
私の着物の知識と服地を専門とする彼らの知識を掛け合わせ、少しずつ着物に適した織が考えられていきました。
工場にある全ての糸から組み合わせを考え、何通りものパターンを出してもらいました。

絹DE洗える単衣着物

試作から生まれたバリエーションは、色だけでなく、地模様の展開にも及びました。
玉蟲のような光沢があったり、柔らかい肌触りのものから、紬のように張りのあるもの、絣ではないのに絣に見えたり……。それぞれ個性的な生地が出来上がりました。
それは、多くの試作を重ねてきて得てきた経験の結果でした。
襦袢に最適な極薄手は、ハリがあり、肌に張り付きません。

試作の結果は、お互いの研鑽により、あまりにも素晴らしいものが出来上がったのです。
とても残布の出る服地としてでは勿体無く、まずは着物にしてみよう!と思ったのでした。
服地は私の個人的な趣味で始めたことでしたが、着物としてさらに良いものとするために、さらなる改良へと進んでいったのでした。

絹DE洗える単衣着物
絹DE洗える単衣着物
絹DE洗える単衣着物

W幅で生産するメリット

生産者として、単価を下げることは課題の一つです。
できるだけ手の届く価格帯に止めるには、原価をコントロールするしかありません。
しかし、質を落としてしまっては元も子もありません。
質の良いものを、手頃に消費者に届ける。
それは理解して買っていただくお客様への作り手としての誠意でもあります。

この「絹de洗える」布地は、広い服幅から効率的に布地を取ることで、メートル数を少なく、生産コストを下げることができました。
「絹de洗える」布地は、解いて洗い張りをする必要がなく、反物の耳も必要としません。

長襦袢には背縫いが無く、座る時にも負担がなく丈夫です。
こうしてコストダウンとメリットを兼ね備えた着物地となったのです。

現在30色を展開
現在30色を展開
現在30色を展開

現在30色を展開

実際の着用イメージ

縮まず、色落ちしない生地を作る

縮ませないために…

私自身が重ねてきた糸の知識と経験をもとに、彼らの技術を掛け合わせ、工場に何度も無理を言って様々な糸の組み合わせ方や織り方をお願いしました。

時には、「そんな前例はない!」と叱られたこともありました。
前例のない織り方をすることで、織り機が動かなくなってしまったことも……。

しかし、その苦労の先に、彼ら自身も驚くほど素晴らしい生地が生まれたのです。
「こんな生地は見たことがない!」私も工場も声を上げたほど感動しました。

色落ちしないために…

繊維には酸性で染まるもの、アルカリ性で染まるものなど特性が様々です。
絹はタンパク質でアルカリに弱く、酸性で美しく染め上がる素材です。

しかしながら、化学変化を上手く使いこなし、色落ちしない様々な色を出すことに成功しました。

そうした繊維の特性を生かして糸を決め、色糸の特性を織り方で工夫することで、色落ちが起こらない生地が可能となりました。

絹の欠点(洗いたいのに)

まず、なぜ絹は洗えないのでしょうか?
理由は大きく3つあります。

1.縮んで寸法が変わってしまう
2.色が落ちて見た目の変化が激しい
3.濡れると弱くなる

などがあります。

薄物の難しさ

服地も着物も薄物(目が荒く透けている布地)というジャンルがありますが、服地の薄物と着物の薄物では製作する難易度が異なります。
服地の場合は、体に羽織る形の作りとなるので、織り糸が動いても着ることができてしまいます。
対して着物は、体にきっちりと巻き着つけ、織りは左右に強く引っ張られます。そのため、強くしっかりしなければならず、着物の薄物で“織がしっかりしている裂”とは、難しい技術で織られており、価格にも影響してしまうのです。

これらを作り上げた中で印象的で嬉しかったことは、杉浦さんの右腕工場長から、「こんな織りのアイディアと技法を、山本さんはどこで勉強したのですか?」と聞かれたことでした。
織については、和裁師として扱う上での知識しかなかったのです。
ですが、色々な経験の中で自然と理解できる範囲が広がっており、特に色の掛け合わせに関しては、織り方との影響でどのように織れば目的の景色を出すことができるのか、計算することができたのでした。
これらは様々に出会う織手の方へのアドバイスに大いに役立ちました。

絹de洗える着物を洗って実演している様子
実際に「絹de 洗える」着物を洗って実演をしている様子
(三越カルチャーサロンにて)

お問い合わせ

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TEL.045-410-0410

施設概要

住所
〒220-0073 神奈川県横浜市西区岡野1-17-1 2F
営業時間
10:00~18:00
定休日
日曜日・月曜日
アクセス
横浜駅西口より徒歩7分
<主な乗り入れ路線>
JR各線、東急東横線、みなとみらい線、
京浜急行本線、相模鉄道本線、
横浜市営地下鉄ブルーライン「横浜駅」
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